2017年5月のqnypでは、本番環境において合計18回のリリースがあり、主に以下のような機能追加や改善がありました。
- GraphQL APIを公開
- ユーザー毎のRSSフィードを公開
- 視聴ログに「どの媒体で見たか」の表示を追加
- 「人気のアニメ」一覧の処理を改善
GraphQL APIを公開 🆕
まずは月初、ゴールデンウィークの真っ只中でしたがGraphQL APIを公開しました。
GraphQL APIの実装は2ヶ月ほどかけて行われましたが、その過程ではいくつかノウハウも得られましたので、そうした情報もこのブログで今後公開していこうと思っています。
ユーザー毎のRSSフィードを公開 🆕
各ユーザーさんの視聴ログがRSSフィードとしてアクセスできるようになりました。
https://qnyp.com/ユーザー名/feed
今後は、RSSフィードと同様の情報をJSON形式でも取得できるようにする予定です。JSON形式では、取得する情報の件数や条件などをリクエストパラメーターで指定できるようにすることを計画しています。
視聴ログに「どの媒体で見たか」の表示を追加 🔧
視聴ログに記録されている「どの媒体で見たか」の情報が「@ネット配信」のように表示されるようになりました。
ログを記録する際にどの媒体で見たかを記録する機能自体はqnypのリリース初期からあったのですが、それを表示する部分はなぜか長いこと存在していなかったのでした…🙈。
「人気のアニメ」一覧の処理を改善 🔧
qnypのトップページには次の画像のように「人気のアニメ」の一覧が表示されています。
これまで、この一覧はおおまかに言うと「最近n日間で視聴ログが多く作成されたもの(視聴ログ=エピソードを見た記録)」が上位に来るようになっていましたが、このような方法では、あるユーザーさんが「短時間のうちに1作品の多くのエピソードについて視聴ログを記録」した場合に、その作品が上位に表示されるようになります。
とくに一挙放送などの場合はすべてのエピソードについて感想を記録するのではなく、印象に残ったいくつかのエピソードについてのみ感想を記録される使い方も多く、そのような場合にも作品が上位にあがってしまうのは心理的にも使いづらいのではないかと考え、今回「人気のアニメ」一覧を生成する際に「感想が記録されていない視聴ログ」については除外するような改善を行いました。
このあたりの処理に関してはまだまだ改善の余地も多いため、引き続き改善の取り組みを続けていく予定です💪。